Oracle_データインポートでの表領域不足

先日、データインポート処理の最中に以下のエラーが出て、特定のデータのインポートに失敗してしまいました。

「ORA-01653: 表スキーマ名.テーブル名を拡張できません(100分、表領域IPPAINODATA)」

 

DBを扱う人なら誰でも通る道である、表領域不足です。

「ああ、これね。データファイルを追加しよう」とデータファイルを追加して安心していたのも束の間、同じエラーが再発してしまいました。

 

DatadictionaryViewにてデータファイルの状況を確認すると、以下のような結果となっていました。

select * from DBA_DATA_FILES ddf where ddf.TABLESPACE_NAME = 'IPPAINODATA' order by ddf.FILE_NAME asc ;

FILE_NAME FILE_ID TABLESPACE_NAME BYTES STATUS AUTOEXTEN MAXBYTES ONLINE_STA
----------------------------------- ----------- -------------------- --------------------- ---------- --------- --------------------- ----------
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx1.dbf 1 XXX 10000 AVAILABLE YES 10000 ONLINE
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx2.dbf 2 XXX 10000 AVAILABLE YES 10000 ONLINE
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx3.dbf 3 XXX 4000 AVAILABLE YES 10000 ONLINE
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx4.dbf 4 XXX   200 AVAILABLE YES 10000 ONLINE

4行が選択されました。

 

今回追加したデータファイル(末尾が4.dbf)の前に追加したデータファイル(末尾が3.dbf)の占有容量(Byte)が上限に達していないにも関わらず、上述のエラーが発生していることがわかりました。

※自動拡張設定は全レコード有効化されています。

 

おそらくは、ディスク容量不足であると考えられます。

 

解決方法としては、インポート対象のデータを軽量化する、もしくはディスク容量を増加するなどが挙げられるかと思います。

 

対応は後日、記載していきたいと思います。